2020年小樽商科大学 国語の入試問題【100分】
1.現代文(評論)「持続可能な地域のつくり方 未来を育む『人と経済の生態系』のデザイン(筧裕介)」

東京一極集中が負のスパイラルを生み出している現状を指摘し、
地域の再生や持続可能な地域づくりの必要性を論じた文章。
著者の筧裕介さんはissue+designというNPOの代表を務められています。
2.古文「蜻蛉日記」
3.現代文(評論)「臓器は『商品』か(出口顕)」

「記号」と「商品」のちがいを論じた文章。
人間の臓器や組織・細胞・身体を例にあげて説明しています。
「記号」が「商品」に
または、「商品」が「記号」に変化するメカニズムについても
「賢者の贈り物」という物語を使って説明されています。

大問1より内容が難しいね。
「記号」と「商品」の二項対立を読みとれる受験生は得点できそう。
著者の出口顕さんは島根大学の教授です。
文化人類学の研究をされている先生です。
↓↓researchmap(出口顕さんのページ)↓↓
https://researchmap.jp/read0015770
4.漢文「呂氏春秋」
2019年小樽商科大学 国語の入試問題【100分】
1.「知的複眼思考法(刈谷剛彦)」
2.「宝物集」
3.「地元経済を創りなおす(枝廣敦子)」
4.「太平広記」
2018年小樽商科大学 国語の入試問題【100分】
1.「魚が食べられなくなる日(勝川俊雄)」
2.「無名草子」
3.「新しい幸福論(橋木俊詔)」
4.「岑嘉州集」・「唐才子集」
基本重視・オーソドックスな問題。
偏差値50くらいの受験生の選別に適した問題だね。